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解決事例

少年院送致相当の事案で、試験観察を経て保護観察にすることで少年院送致を回避できた事案

少年は中学2年生であり、同級生を殴ってけがをさせてしまったという事案です。これまでの素行があまり良くなかったため学校からも相当に問題視されており、それに対し少年の家庭も学校に不信感を抱いているという困難な案件でした。

弁護士が調査したところ、学校と家庭でお互いに誤解のある点があると感じたので、中学校に連絡をして校長や指導担当の教諭と協議をし、家庭も交えて少年の処遇について話し合う機会を設けてもらうことに成功しました。

お互いに本音をぶつけてもらって、道筋が見えたので、報告書を作成し、家庭裁判所に提出することで、今すぐ少年院送致でなくとも試験観察としてもらい最後に猶予をもらうことに成功しました。

試験観察中も問題はありましたが、無事6か月の試験観察が終了し、保護観察処分になりました。今は更生して高校に通っているそうです。