高額な地代を約3分の1に減少させた事例
相談者は、先祖の代から土地を借りていたのですが、相場を大幅に超える地代で契約をしており、全く減額に応じない姿勢を示していました。
今後も契約関係が続くことを考え、なるべく穏便な方法を取りたかったのですが、全く協議が成立しなかったため、やむなく簡易裁判所に地代減額調停を申し立てました。
調停においては、当事務所と協力関係にある不動産鑑定士に意見書を作成してもらい、裁判所に対し当方の主張が正当である旨理解させ、裁判所から相手方に説得してもらうという方法を取り、結果、当初の約3分の1の地代に改めることで合意することができました。