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犯罪被害者支援

ある日、突然犯罪に巻き込まれてしまった、ということは誰にでも起こりえます。弁護士が関わる刑事事件といえば、一般的には、いわゆる「刑事弁護」をイメージするかも知れませんが、被害者側に立ってサポートをする被害者支援業務も弁護士の重要な仕事の一つです。

犯罪に巻き込まれてしまった被害者やその家族の多くは、これまで十分な支援を受けられず、社会において孤立することを余儀なくされてきた面があります。さらに、犯罪等による直接的な被害にとどまらず、その後も副次的な被害に苦しめられてきた方々もおられます。法律知識がないために、犯罪被害者の救済のための法制度を利用することができなかったり、加害者の処遇を見届けることができかったりすることもあります。
こういった被害から犯罪被害者等を守るために、弁護士による犯罪被害者等支援が重要な役割を果たしています。

犯罪被害者を支援するための方法はさまざまなものがあります。メジャーなものとしては、刑事告訴、民事訴訟(損害賠償)などがあります。その他にも、例えば、犯人側と直接交渉をすることに恐怖を感じる場合に窓口になったり、一定の事件に限りますが刑事裁判に被害者としての意見を出したり、裁判所に対して相当と思われる求刑をすることもできます。刑事裁判が確定した後の犯人の動向について調査することもできます。ストーカーやDV事案に関して、裁判所や公安委員会と連携して被害者を守ることもできます。

このように、弁護士は、犯罪被害者を支援するための沢山のツールを持っています。

今まで、犯人側には弁護士がつくことは多くても、被害者側に弁護士が付くことはまれでした。その場合、半ば泣き寝入りのような状態になってしまうことはしばしばあったと思われます。弁護士は、被害者側の代理人として支援し、犯人側と交渉をしてくれる存在でもあります。そのことを忘れないで下さい。

もし、犯罪の被害者になってしまったことがあれば、弁護士までご相談ください。